21ツインパワーSWのスペックまとめ

福井健三郎・田代誠一郎・鈴木斉氏といったオフショア界ビッグネームによるプロモーションが、強烈な印象の21ツインパワーSW。

2021年新製品の中でも、最上級に物欲をそそる逸品ですよね。

インプレをお送りする前に、筆者が思うツインパワーSWのイメージといえば
・『ストラディックSW』より価格差以上に格段にパワフル
・フラッグシップ機『ステラSW』に迫るスペック
・それにも関わらず価格は6割程度
・質実剛健etc

そんなイメージが浮かぶツインパワーSW。主要スペックをおさらいしていきます。

 

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技術特性

インフィニティドライブ

軽い巻き上げを実現した従来のX-SHIP構造を、より進化させたインフィニティドライブ構造。これまでピニオンギアで支持していたメインシャフトを特殊低摩擦ブッシュで支持することで摺動抵抗を大幅に軽減し、さらにメインシャフト自体に特殊表面処理を施すことで回転トルクを低減。高負荷時でも積極的に巻き上げられるリールへと進化しています。

 

HAGANEギア

金属の塊を高い圧力でプレスし、切削なしにミクロン単位の精度で仕上げる。精密冷間鍛造と言われる独自の技術が、硬く、粘り強いギアを生み、なめらかな巻きごこちを可能にする。

 

X シップ

ドライブギアの大径化、ピニオンとドライブ両ギアの最適配置、ピニオンギアのベアリングによる2点サポート。これら頑強なギアの噛み合わせが、負荷に強い軽快なリーリングを保持する。

 

HAGANEボディー

軽量で剛性の高いアルミニウムやマグネシウムなどの金属を使うことで、リールのたわみや歪み、ネジレをしっかりと抑制。繊細なギアの噛み合わせを守り、スムーズなリーリングを可能にする。

 

ヒートシンクドラグ

圧倒的なドラグ性能と耐久性の向上を実現した前モデルのX タフドラグが進化し、さらに熱にも強くなったヒートシンクドラグ。ドラグ部で発生した熱をスプール外へ逃がす「ヒートシンクパネル」により、熱ダレによるドラグ力低下を改善。また、スプール糸巻部へと流れる熱を遮断する「断熱シート」によって糸巻部の温度上昇を減少させることに成功しています。

※10000PG、10000HG、14000PG、14000XG

サイレントドライブ

ボディ全体の基本設計、駆動関連部品をひとつひとつ見直し、部品間の微細なガタ、隙間、揺れを細部に至るまで徹底的に排除。改善の対象箇所はドライブギア、ウォームシャフト、ウォームシャフトピン、ウォームシャフトギアなど多岐に渡る。新たな次元での滑らかな回転性能、静粛性を伴った巻き心地を実現しました。

 

Xプロテクト for ラインローラー

前モデルのストッパーベアリング部に搭載し、高い防水性能の実現に大きく貢献したXプロテクト構造。今回のNEWツインパワーSWには、ストッパーベアリング部に加え、ラインローラー部にもそのXプロテクト構造を搭載し、さらに防水性能が向上しました。ストッパーベアリング部と同様に、海水の侵入経路をシール部材で物理的に遮断することで、高い水圧にも耐えられる構造へと進化。ラインローラー内部のベアリングを過酷な環境下から守り抜き、従来品に比べ、ベアリングの耐久性は従来比10倍以上に。

 

 

 

スペック表

品番番手ギア
最大ドラグ
・耐力
自重B/Rハンドル
糸巻量ナイロン
糸巻量(lb)
PE
糸巻量(号)
価格

 

 

 

ジギングにおすすめの番手

 

 

 

 

オフショアキャスティングにおすすめの番手

 

 

 

ショアジギにおすすめの番手

 

 

 

 

 

スプールの互換性

低所得者代表としては極めて重要なスプールの互換性問題。

ジギング時は8000番スプールを、キャスティング時には14000番スプールに交換といったことが15-16モデルであれば一台でローテーション可能でした。

しかし19-20ステラSW同様、8000番のローターコンパクト化と引き換えに、21ツインパワーSWも8000番と10000番&14000番のスプール互換性がなくなってしまいました。

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